お知らせ
【2026/08/15】 健康メモ 夏のムレ対策とデリケートゾーンのケア
ゆうレディースクリニック東小金井 三浦裕美子 (市報/令和8年8月15日号)
暑い夏は汗をかきやすく、デリケートゾーンの蒸れやかゆみに悩む方が増える季節です。気になるからといって、石けんでゴシゴシ洗ったり、何度も洗浄したりしていませんか。デリケートゾーンはとても繊細な部分です。皮膚や粘膜を守る働きがあり、洗いすぎるとかえってかゆみやかぶれの原因になることがあります。
デリケートゾーンの周囲は弱酸性に保たれており、皮膚や粘膜を守るための常在菌が存在しています。全身用のボディーソープはアルカリ性のものが多く、使いすぎると皮膚や粘膜への刺激となることや、常在菌が減ってしまうことがあります。シャワーでやさしく洗い流すだけでも十分ですが、ソープを使う場合は弱酸性のデリケートゾーン用の製品を選ぶ方法もあります。洗う際には、ナイロンタオルなどで強くこすらないようにしましょう。
また、汗や湿気がこもると皮膚トラブルが起こりやすくなります。通気性の良い下着を選び、運動後や汗をかいた後は早めに着替えることも大切です。海やプールの後に濡れた水着を長時間着たままにしないことも予防につながります。おりものシートは便利ですが、長時間つけたままにすると蒸れの原因になることがあります。必要に応じて交換し、使用しない時間を作ることも心がけましょう。
毎日のケアで大切なのは、「清潔にしすぎる」のではなく、「やさしく清潔を保つ」ことです。暑い季節を快適に過ごすために、日頃のケアを見直してみてはいかがでしょうか。



