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糖尿病診療について(糖尿病と糖尿病医療連携について)

1. 糖尿病とは

 糖尿病は、だれでも発症する可能性がある国民病です。糖尿病が強く疑われる人、糖尿病の可能性が否定できない人は合わせて2,050万人(※)と推計され、我が国の総人口の2割に及んでいます。 ※2012年国民健康・栄養調査(厚生労働省)から
 糖尿病は血糖値(ブドウ糖の濃度)が高くなる病気です。インスリン(血糖値を下げる作用がある唯一のホルモン)の量が不足したり、働きが悪くなったりすることが原因です。
 糖尿病は初期段階では自覚症状はほとんどありません。しかし、放置すると進行し、合併症を発症して失明したり、人工透析が必要になったりする場合があります。また、心筋梗塞や脳梗塞などが起こりやすくなり生命に危険が及ぶことさえあります。

2. 糖尿病を疑ったら

 糖尿病の進行を防いだり、遅らせたりする鍵は、早期受診・継続受診です。つぎのことに心当たりがある方はすぐに医療機関を受診してください。
○医療機関で「血糖値が高い」「糖尿病の疑いがある」と言われた方
○健康診査を受診して結果表に血糖値が高い、糖尿病の疑い、糖尿病と記載された方
○以前、糖尿病の治療を受けていたが現在治療を中断している方
 受診したらすぐ薬が出るわけではありません。診察や検査した結果にて年に1回程度採血などにて経過をみるだけ、からすぐに薬剤が必要、入院が必要などいろいろなパターンが考えられます。健診のみで経過をみたり、自己判断したりせずに医療機関できちんと判断してもらいましょう。

3. 糖尿病の合併症

 糖尿病は全身のいたるところに不具合(=合併症)を引き起こす可能性のある病気です。その中でも眼底に起こる糖尿病網膜症は糖尿病腎症・糖尿病神経症と並んで「三大合併症」の一つとして有名です。また、糖尿病によって免疫機能が低下することで、歯周病菌の感染を引き起こしやすい環境となるため「歯周病」も糖尿病の合併症の1つです。
 合併症は、さまざまな深刻な病気に発展する可能性がきわめて高いといわれています。合併症の予防・早期治療のために糖尿病と診断された方は、定期的に「眼科」「歯科」も受診しましょう。

4. 糖尿病医療連携について

 医療連携とは1つの医療機関だけで医療を提供するのではなく、病院と診療所、診療所と診療所など地域の医療機関がお互いに協力し合い、それぞれの医療機関の特長を活かしながら、それぞれが役割分担をして、地域全体で最適な医療を提供しようという取り組みです。
 たとえば食事指導、運動指導は一般医療機関では困難なことが多く、専門医療機関にお願いすることが多くなります。入院には病院が必要です。安定していない患者さんは専門医療機関に紹介し、安定したら一般医療機関で診療することが多くなります。一般医療機関だと糖尿病以外の病態での受診がしやすく、毎日同じ医師が診察できることが多く、全身を把握するのに優れています。

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