お知らせ
【2026/02/15】 健康メモ 今年度の健診・検診の結果はいかがでしたか?
桜町病院 花田尚子 (市報/令和8年2月15日号)
基本となる特定健診は、主として40歳以上75歳未満の保険加入者を対象に、メタボリックシンドロームのリスクを評価するために行われます。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧・糖尿病・脂質異常症など生活習慣病のリスク因子が複数存在する状態を指します。これらの生活習慣病は、初期は無症状ですが進行すると動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中を発症する可能性が高いため、早期に発見・予防することが大切です。特定健診の基準を満たさない場合は、保健師・管理栄養士などによるサポートを受けることができます。
75歳以上の場合は、後期高齢者健康診査となり、検査項目はほぼ同じですが、その意味合いが異なります。高齢者では、疾病予防・重症化予防および心身の機能低下の予防が目標になります。高齢者の場合、個々の身体状況・日常生活能力・運動能力が異なっているため、一律の指導でなく、個々の求めに応じ適切な対応が望まれます。したがって目標値は基準値より厳しい場合も緩い場合もあります。
一方、胃がん・乳がんなどのがん検診は、すでに生じているがんを早期に発見し治療に結び付けることによって、治癒率を上げ死亡率を下げることが目的です。
いずれの健診・検診も、本人が自身の健康状態を自覚し、生活習慣の改善に努めることが必要です。健診・検診を上手に利用していきましょう。



