お知らせ
【2020/01/01】 健康メモ かかりつけ医を持ちましょう
前原診療所 穂坂英明 (市報 令和2年1月号)
皆さん、明けましておめでとうございます。今年は、東京オリンピック・パラリンピックの年です。開催が楽しみですね。
今回のテーマは、以前に一度投稿しました「かかりつけ医」について、再度お話ししたいと思います。
かかりつけ医とは、「健康に関する事をなんでも相談でき、必要なときに専門の医療機関に紹介してくれる身近に居て頼りになる医師のこと」と日本医師会は定義しています。特に、高血圧、心臓病、糖尿病などの慢性疾患で治療を受けている方は、近くのかかりつけ医を持つ事をお勧めします。主治医が市外にいる方も、毎年健診をしている市内の医療機関の先生も、身体のことを判っているかかりつけ医だと思います。治療中の病気だけでなく、何でも気軽に相談できる医師がいるだけで、病気の早期発見・治療につながります。
小金井市の特定健診・後期高齢者健診で病気が見つかり、治療を開始した方もいらっしゃいます。定期的に診察している医師は、患者さんのいつもと違う声・話し方やろれつ、診察室に入ってくる歩き方等の変化がわかります。初めて診察する場合は、それらの変化が新しいものなのか、以前よりあった症状なのかは患者さんからの訴えが無いとわかりません。身体の少しの変化も早めにみつけてくれる「かかりつけ医」をぜひ見つけて下さい。