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【2008/03/01】 リウマチ科とは

小金井市報掲載: 平成20年3月1日号 ( 野村医院: 野村 正世 )

 

リウマチ科とは、聞きなれない診療科かと思います。肩や筋肉、関節の痛みをおこす病気全般の診断と治療を行います。含まれる病気は非常に多岐にわたります。代表的なのは関節リウマチです。関節リウマチは高齢者の病気と思われがちですが、30歳代から50歳代に発症のピークがあり、比較的若い女性に多い病気です。全身のいろいろな関節に痛みとはれを生じ、放っておくと関節の変形を引き起こし、日常生活に支障をきたすことがあります。
近年、この分野の検査方法や治療法は非常に進歩しました。血液検査やレントゲン、MRIなどで早期に診断をつけ、治療を開始することで、関節の破壊を防ぎ、通常の生活が送れるようになってきています。
ちょっと痛いけれど普通に暮らせる人から、急速に関節の破壊が進む人までさまざまです。リウマチの治療薬は副作用も多く、一人ひとりに台わせ、どの薬を使うか慎重に考え、投与した後も副作用が出ないか注意深く観察する必要があります。関節以外の皮膚、肺等にも障害をおこすこともあり、内科医、整形外科医、皮膚科医、理学療法士、看護師などのチーム医療がとても大切な 病気です。
ほかに、加齢に伴う変形性関節症、骨粗しょう症、痛風もよく見られます。関節の症状から全身の病気が見つかることもあります。
高齢化が進むなか、自分で自由に動けることはとても大切で素晴らしいことです。そのためにも骨や筋肉、関節を大事にしていただきたいと思います。