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お知らせ

【2007/10/01】 インフルエンザワクチン

小金井市報掲載: 平成19年10月1日号 ( 待山医院: 待山 昭 )

 

インフルエンザは通常、初冬から春先にかけて毎年流行します。罹患すると、時に合併症を引き起こし大きな被害や生命の危険があります。
ワクチン接種によってインフルエンザに罹患しにくくなり、たとえ罹患しても症状の重症化を抑えることができるので、特に高齢者に対して接種することが推奨されています。 インフルエンザウイルスは、毎年のように変異をしながら流行を繰り返しています。これに対応するため、原則的に予防接種は毎年必要です。
しかし、ワクチンを接種すれぱ、インフルエンザに絶対罹患しないというわけではありません。ワクチンの有効率は約80%、就学前の小児では20~30%程度といわれています。また、いわゆる普通の風邪には効きません。予防効果が期待できるのは、接種後2週~5か月程度と考えられています。従って、流行期が通常12月~翌3月ころですので、それに備え12月申旬までには、接種が終了するように計画すると良いと思います。 接種回数は、65歳以上の方は1回で十分効果があると報告されています。ただし、わが国では13歳未満は2回接種となっています。13歳以上65歳未満の方については、罹患歴、ワクチン歴により個人差があり、1回か2回かは最終的に接種する医師の判断によります。
インフルエンザにはリン酸オセルタミビル(商晶名タミフル)という特効薬がありますが、こ承知のとおり昨季から10代の方は原則的に服用できないことになりました。
インフルエンザに罹患しないためには、うがいや手洗い等一般的注意の励行はいうまでもありませんが、ワクチン接種は予防の一手段として有用であると思われます。