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【2020/02/03】 エコノミークラス症候群の予防

小金井市報掲載: 令和2年2月1日号 ( 東小金井さくらクリニック: 横山弥栄美 )

 

 飛行機など長い間乗車後、歩き始めた際などに急に呼吸困難やショックを起こすことがあります。これが「エコノミークラス症候群」と呼ばれる典型的な例です。長時間狭い椅子に座ったままの状態にあると足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血の塊ができることがあります。歩行などをきっかけに足の血管から血流に乗って肺に到達し肺の動脈を閉塞してしまうのです。
 足などの静脈に血栓ができる病気は「深部静脈血栓症」といい、この血栓が肺の血管を詰めてしまう病気は「急性肺血栓塞栓症」という病名がついています。まとめて「静脈血栓塞栓症」と呼ぶことも多くなっています。
 今回はエコノミークラス症候群の予防について説明します。
1.こまめに水分補給を行う
2.適度に動く。最低1時間に1回くらいは少し離れたり、お手洗いに行ったり、伸びをしたり、ふくらはぎをマッサージしたりするようにしましょう。
3.ゆったりとした服を着るようにする。体を締め付けない、ゆったりとした洋服を選び、座っている間はズボンのベルトを緩めたり、ボタンを外すなどしてなるべく窮屈にならないようにしましょう
4.足を組まないようにする
5.アルコールは控える
6. 弾性ストッキングの着用。適度な圧迫を脚に与えることで血流の維持を図ることができるといわれています。
 エコノミー症候群の予防を心がけて、長時間の移動ストレスを軽減し 旅行や移動が安全にできるように心がけていきましょう。