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【2019/08/28】 夏の終わりの血圧

小金井市報掲載: 令和元年9月1日号 ( 桜町病院: 瀬口 秀孝 )

 

 暑い夏も終わり、しだいに涼しい日が増えてくる季節です。血圧は、塩分の取りすぎや肥満、運動不足などの生活習慣に関係する事に加え、季節や、温度変化などにも影響を受けます。
 血圧は、秋から寒い冬にかけて上昇し、春から暑い夏には低下する傾向(季節変動)があります。高血圧症の患者さんで、夏に血圧が下がり、めまいや立ちくらみを生じて、血圧の薬を減らしたり、弱い薬に変更したりすることもあります。 
 気温の急激な変化でも血圧は上昇します。夏が終わって、これからは血圧が上昇しやすい季節をむかえます。夏には、熱中症で救急搬送されるというニュースをよく耳にしました。熱中症の予防には、涼しく過ごすこと、水分、塩分摂取などが大事です。ただし、夏の間の塩分の多い食事を、夏が終わってからも続けていると血圧が上昇してくることになります。
 9月は、高血圧症の患者さんや、普段から血圧が高めの方にとって、暑い季節の食事をみなおす時期です。塩分の取りすぎに注意しましょう。朝晩の寒暖差も大きくなってきます。毎日の天気予報などを参考にして、衣服の調節などで温度の変化に上手に対応していきましょう。また、夏バテしないためにしっかり食事をとり、体重が増えた方もいるかもしれません。食事の量も見直してください。
 血圧が上昇しやすい寒い季節を迎える前に、食事、運動などの生活習慣を見直し、これからの季節を健康に過ごす準備をしましょう。