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【2019/06/28】 転倒による骨折・寝たきりを防ぎましょう

小金井市報掲載: 令和元年7月1日号 ( 菊地脳神経外科・整形外科: 菊地令子 )

 

 寝たきりになる原因はいろいろありますが、転倒、骨折による寝たきりは介護が必要になる原因のうち約10%を占めます。脳卒中などの病気による寝たきりを防ぐのは難しいですが、転倒による骨折、寝たきりは防ぐことができるかもしれません。転倒しない身体、転倒しても折れない骨、転倒しにくい環境にポイントをおいて、寝たきりを予防しましょう。
 まずは転倒しない身体を作りましょう。屋外でのウォーキングは日光浴にもなり、皮膚でビタミンDが作られるため、骨や筋力アップに効果的です。また、歩くときには目線を少し上げ、かかとから地面につくことを意識すると転倒しにくくなります。さらに腕を振り、歩幅を大きくすることで、バランスや筋力アップに効果的ですが、無理せず運動を継続することが大切です。
 次に、転倒しても折れない強い骨が必要です。骨に必要な栄養として、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを食事からとることを心掛け、カフェインやお酒の取りすぎ、喫煙はカルシウムの吸収を妨げるので注意しましょう。カルシウムは牛乳、豆腐、ゴマなど、ビタミンDはいわしや干ししいたけなど、ビタミンKは納豆、ホウレンソウに含まれます。
 最後に、転倒しにくい住まいにしましょう。人が通る床には電気コードや荷物をおかない、暗いところはライトをつける、スリッパやサンダルは避けるなど、すぐにできることがたくさんありますので、ぜひお住まいを見直してみてください。