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【2018/03/01】 「咳エチケット」をご存知ですか

小金井市報掲載: 平成30年3月1日号 ( 小金井太陽病院: 開 陽子 )

 

 今年もスギ花粉症の患者さんにはつらい季節の真っただ中ですね。スギ花粉症は、4人に1人がかかっている国民病とも言われています。
 花粉症、特に鼻炎の症状がでている時、これは花粉症なのかしら、風邪なのかしら、と迷われることもあると思います。症状に程度の個人差はありますが、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・のどの痛み・咳、時には痰まで出て、まるで風邪薬のコマーシャルです。実は、花粉症の症状は、アレルギーが主であるのはもちろんですが、細菌やウイルスの感染によりその症状がでてくる、またはより悪化してしまっている場合もあります。感染症の場合に困るのが、周りの人にうつしてしまうこと。また、感染のないただの花粉症の症状だとしても、近くで咳やくしゃみをしていれば眉をひそめる人もいるでしょう。
 昨年12月に、インフルエンザの流行に合わせて、厚生労働省が3つの「咳エチケット」の方法を紹介・啓発しています。①マスク②ティッシュ、ハンカチ③上着の内側や袖で口や鼻を覆う、というものです。世界保健機構(WHO)が推奨している方法です。てのひらで直に覆う方がいますが、すぐにその手をしっかり洗わなければ唾液がついて汚いですし、何らかの感染があればそれを拡げることにもなりかねません。海外では子供の頃から袖で覆うことを指導しているところもありますが、日本での普及はまだまだのようです。
 咳エチケットで、お互いに少しでも感染の危険もストレスも減らして過ごしませんか。