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【2018/01/17】 自助・互助・共助・公助

小金井市報掲載: 平成30年1月1日号 ( 前原診療所: 穂坂 英明 )

 

 明けましておめでとうございます。新しい年をどの様にお迎えでしょうか。2年後には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。前回の東京オリンピックをご存知の方は、あの高揚感を懐かしく思い出されると思います。東京オリンピック後の日本は、高度成長期となりました。当時の日本は生産人口が多く、お年寄りはあまりいらっしゃいませんでした。1人の高齢者を若者4人から5人で支えていた時代です。近い将来、2人の高齢者を1人の若者で支える時代になると言われています。その時に備えて、医療・介護・予防・住まい・生活支援の視点から高齢者のケアに取り組んで行かなければなりません。その取り組みには「自助・互助・共助・公助」と言う歯車が欠かせないのです。
 国民は、「自ら要介護状態になることを予防し、個人の有する能力の維持・向上に努める。」これが自助と言われる事です。小金井市が行っている大腸ガン検診や特定健診を積極的に受け、日頃から自らの健康に留意し、何か気になる事があれば早めに医療機関を受診する。また、個人の能力の維持・向上をボランティア活動や町内会等の住民組織の活動でサポートする。このサポートが互助になります。個人の能力の維持・向上を円滑にするために介護保険制度等の社会保険制度があり、これが共助と言われるものです。自助・互助・共助を支えているのが自治体が行う公助となります。小金井市は、ボランティア活動や住民組織の活動を支援したり、介護保険の運営や市内の医療・介護・生活支援等を行う施設の情報を発信する等の活動をしています。自助・互助・共助・公助の四つの歯車を上手に回すためには、市民の皆さんのご協力が必要です。自分の健康に留意し、周りの健康な人達と協力して、援助が必要な方々をサポートしていきましょう。