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【2014/10/01】 家庭で起こる中毒や事故に注意しましょう

小金井市報掲載: 平成26年10月1日号 ( 桜町病院: 小林 宗光 )

 

日本中毒情報センターへの問い合わせ件数が平成24年度は3万5千488件、この数字から見ても誤飲によって起こる中毒や事故はかなりの件数が発生していると思われます。
子どもは「はいはい」や「伝い歩き」をするようになると、手に触れたものを何でも口に入れるようになります。身の回りにある洗剤、化粧品、乾燥剤、殺虫剤などは全て中毒を引き起こす原因物質となります。5歳以下の子どもの誤飲事故の原因で多いものは、たばこ浸透液、ホウ酸団子、蚊取りマット、塩素系殺虫剤、ボタン・コイン型電池、灯油、食器洗い用洗剤、化粧水などです。いずれも親が目を離した「ほんのちょっとのすき」に起こっています。整理整頓を心がけ、事故を起こさないようにすることが大切です。2歳未満の乳幼児は手当たり次第に口にします。「まだ手が届かない」と思っていた高さでも、よじ登ったりしますので流し台の上や冷蔵庫の中も注意が必要です。たばこを水に浸すと30分でニコチンが100%溶け出すと言われており、これを飲むと中毒症状が出やすくなります。またボタン・コイン型電池を誤飲すると通電や電池の内容物により消化管に強い障害が早期におこります。急いで受診してください。
成人(特に高齢者)では本人の「うっかり事故」と「認知症の高齢者の事故」があります。事故を防ぐため、薬や殺虫剤を別の容器に移しかえない、決まった場所に保管する、ラベルははがさない、薬は家族が飲ませる等を守りましょう。