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【2013/08/01】 糖尿病のはなし

小金井市報掲載: 平成25年8月1日号 ( 桜町病院: 平嶺 和宏 )

 

 多くの人に知られた病気の一つに糖尿病があります。
 現在、日本人の5人に1人は糖尿病もしくは糖尿病の疑いがあるとも言われています。
 ではなぜここまで日本で糖尿病が増えたのか、それにはさまざまな要因が考えられています。 よく言われるのが日本人の食生活の変化や車の保有台数の増加です。 日本人の脂肪摂取量の増加と車の保有台数の増加は糖尿病患者数の増加の時期に一致すると言われています。
 また、最近糖尿病がさまざまなマスメディアで紹介される理由として合併症の問題があります。 糖尿病の合併症には糖尿病特有のものである眼・腎臓・神経の病気があり、心筋梗塞や脳梗塞なども引き起こします。 これらの合併症は初期の状況ではほとんど自覚症状が見られません。 そのため、糖尿病を放置してしまうと合併症が悪化してしまいます。 糖尿病による失明者は年間3千人以上、透析導入者は1万6千人以上、下肢切断者は3千人以上と報告されています。
 糖尿病は予防と早期発見が大事です。 脂っこい食事や間食を減らすなどの食生活の改善、適度な運動を心掛けることなどが大切です。 (最近話題の低炭水化物食事療法は賛否両論ありますが、糖尿病学会より現在のところ日本人には勧められないと発表されています)
 また、健康診断などで糖尿病を早期に発見することも大切です。 あまり健康診断を受けていないという方は、一度健康診断などを受けて健康状態をチェックすることをお勧めします。