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【2013/06/01】 風しんワクチンについて

小金井市報掲載: 平成25年6月1日号 ( 小金井つるかめクリニック: 関山 多真子 )

 

 風しんが大流行しています。今回の流行は患者さんの7割超が男性で、20~40代の方が多くみられます。 これは昭和54年4月2日~62年10月1日生まれの方の風しんワクチンの接種率が特に低いためです。
 風しんの主な症状は発熱、発しん、リンパ節腫張です。熱が出てその翌日くらいに小さくて細かいバラ紅色発しんが顔から出始め全身に広がります。 また耳の後ろや後頭部のリンパ節が張れます。潜伏期間は2~3週間です。
 感染力のある期間は発しんの出る2~3日前から発しんが出た後5日間くらいまでで、感染者のくしゃみ、せき等でうつります。 通常3日程度で熱も発しんも落ち着いてきますが、大人がかかると乳幼児に比べて一般に症状が重く、高熱が継続することもあると言われています。
 妊娠初期に風しんにかかると、赤ちゃんの心臓、眼、耳などに障がいが出る先天性風しん症候群を引き起こすことがあります。 先天性風しん症候群を予防するには、ワクチンを接種して風しんに対する免疫を獲得することです。
 男女共に風しんワクチンを接種することで風しんの流行そのものを抑制し、妊娠中の女性が風しんウイルスに曝露されないようにすることが重要です。 ただしすでに妊娠中の女性はワクチンを接種できず、女性はワクチン接種後2か月間避妊する必要があるので注意が必要です。男性は避妊の期間はありません。
 小金井市在住の19歳以上の方で、これまで風しんに罹患したことも予防接種を受けたこともなく、妊娠を予定または希望する女性 あるいは妊娠している女性の夫は、市からの助成が出ますので早めに風しんワクチン接種をすることを推奨いたします。