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【2012/12/01】 「ロコモ」って何?

小金井市報掲載: 平成24年12月1日号 ( 浅沼整形外科: 浅沼 美智子 )

 

あなたの足腰は大丈夫ですか。次の7項目のうち、1つでも当てはまる方は、ロコモのおそれがあります。
▽片脚立ちで靴下がはけない。
▽家の中でつまずいたり滑ったりする。
▽横断歩道を青信号で渡りきれない。
▽階段を上がるのに手すりが必要である。
▽15分くらい続けて歩けない。
▽2㌔㌘程度の買い物をして持ち帰るのが困難である。
▽家のやや重い仕事が困難である。
「ロコモ」とは、ロコモティブシンドロームの略で、骨、関節、筋肉などの運動器の傷害や、機能の衰えのために、介護が必要になったり寝たきりになったりする危険性の高い状態を言います。ロコモは高齢化社会における国民病と言える問題になっており、40歳以上の10人に6~7人がロコモと言われています。
ロコモの原因としては、変形性関節症や、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、関節リウマチなどの運動器の疾患と、加齢による筋力低下、バランス能力低下などの身体機能の衰えがあります。
高齢で運動器に疾患があると、痛みやしびれのために運動不足になり、身体機能の低下も加速し、歩行や日常の動作も自力で行えなくなってしまいます。
ロコモの予防や改善のためには、足腰を鍛えるトレーニング(ロコトレ)があります。机などつかまる物がある所を利用した1分間開眼片脚起立や、スクワットなどを能力に合わせて行ったり、水泳やラジオ体操、ウオーキングなどの適度な運動も良いでしょう。
今からでも遅くはありません。ロコモを予防して、健康寿命を延ばしましょう。