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お知らせ

【2010/02/01】 新型インフルエンザについて

小金井市報掲載: 平成22年2月1日号 ( 総合病院桜町病院: 楠本 洋 )

 

2009年4月末、メキシコ発の新型インフルエンザウイルス(豚由来A/H1N1)感染の発生が宣言されて以来、ほとんどの人には抗体がないため、世界中で流行しています。
典型的な症状は突然の発症、38度以上の高熱、頭痛、咽いんとう頭痛、咳せき、鼻閉、鼻汁、関節痛、倦けんたい怠感等です。臨床的には、現在のところ、大多数には軽症、通常の季節性インフルエンザ並みですが、基礎疾患(特に、慢性呼吸器疾患=COPD、喘ぜんそく息等)を有する方、妊婦、小児、肥満の方は重症化することがあります。
日々の診療の中で、大事なことは、感染者の早期発見(簡易検査による迅速診断)、抗インフルエンザ剤(リレンザ、タミフル)の投与ですが、皆さまにご協力いただきたいのは、感染拡大阻止への行動(予防)です。
新型インフルエンザウイルスの感染経路は飛ひまつ沫・接触感染(咳やくしゃみ、鼻汁等の分泌物への接触)です。基本は、うがい、手洗い、マスク着用でよいと思われます。特に病院や診療所を受診する方には、事前にマスク着用をお願いいたします。咳エチケットが、人への配慮、思いやりとなります。
積極的な対策として、新型インフルエンザワクチン接種を優先接種対象者(基礎疾患を有する方、妊婦、小児等)から開始されました。
しかし、インフルエンザにかからないようにすることが大事です。
どうぞ、感染を避けるために、疲労、ストレスをためないよう、バランスのよい栄養、睡眠をしっかりとり、免疫力を維持するようにしてください。