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【2010/01/01】 慢性腎臓病(CKD)とは

小金井市報掲載: 平成22年1月1日号 ( 竹田クリニック: 竹田 和義 )

 

明けましておめでとうございます。この一年間、健康で幸せな年でありますようお祈り申し上げます。
さて、慢性腎臓病とは、その原因が何であれ、腎機能の低下が3か月以上続く場合をいいます。日本人の成人、8人に1人が慢性腎臓病です。
慢性腎臓病が悪化した場合、一番の問題は透析をしなければ、生きながらえないということです。透析というのは体内で不要になった物質が血液中にあり、それを人工的に体外に取り出す方法です。
腎臓病は知らないうちに進行し、症状が現れたときにはかなり悪化して、すぐに透析を受けることもあります。症状のない方でも年1回の健康診断を受けましょう。
慢性腎臓病の原因としては、慢性腎炎、糖尿病、高血圧等があります。最近では透析を始める患者さんの第1位が糖尿病で 40%以上を占めています。むくみが出たり、ひどく疲れやすくなったときは、危険信号ですので受診が必要です。
最近では、採血検査から、腎機能を計算で求めることができます。もしも慢性腎臓病であった場合は、第一に生活習慣の改善が大切です。減塩食、禁煙、肥満の改善等が求められます。
高血圧の方は血圧を下げることも重要です。腎機能の低下の程度によって、食事中のタンパク質を減らし、腎臓への負担を軽くすることが大切です。薬によって病気の進行を抑えることもできますので、かかりつけ医によく相談しましょう。