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【2009/09/01】 健診でポリープ

小金井市報掲載: 平成21年9月1日号 ( かわべ内科クリニック: 川邊 隆夫 )

 

「ポリープがある」といわれたことはありませんか。ポリープとは、細胞が増殖してこぶ状に盛り上がった良性のものをいいます。
ポリープは体の色々なところにできますが、胆のう、胃、大腸にしばしば見つかります。ポリープに自覚症状はありません。健診をきっかけに見つかった人が多いと思います。
胆のうのポリープは、健診で10%近い人に見つかります。たいていは2,3㍉㍍のごく小さなもので、そのままにしておいて心配ありません。
5㍉㍍を超えるものは、年1,2回経過を見たほうが安心です。まれに10㍉㍍を超えるものがあり、この場合はがんとの区別のため詳しい検査が必要になります。
胃のポリープも心配ありません。健診で見つかる胃ポリープの大部分は、健康な胃にできる放置しておいてよいものです。(胃底腺せんポリープといいます)
ピロリ菌による胃炎が原因のポリープもありますが、ポリープ自体ががん化することはありません。ただ、ポリープと区別しにくい小さながんもありますので、一度は専門家の判断を受けたほうがよいかと思います。
大腸のポリープは、だんだん大きくなってがん化することがありますが、ポリープのうちに内視鏡で切除すれば、それで完治してしまいます。たくさんポリープができた人は、何回も内視鏡をすることになりますが、心配する病気ではありません。