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【2009/04/01】 緑内障

小金井市報掲載: 平成21年4月1日号 ( 小金井眼科クリニック: 平岡 美依奈)

 

緑内障は、視神経がダメージをうけ、そのために視野が欠けて物が見えにくくなる病気です。日本では40歳以上の約30人に1人が罹っているといわれ、失明の大きな原因となっています。
眼圧とは、眼の硬さのことで、眼の中で産生・吸収される房水によって調整されていますが、緑内障の患者さんでは眼圧が高いことが多く、眼圧が高い状態が長く続くと視神経が圧迫され痛んでしまい、その結果、視野が欠けてしまいます。中心の視野が欠けてしまえば、視カも低下してしまいます。
緑内障には、いくつかのタイプがありますが、最も多いのは、開放隅角緑内障で、眼の中で房水の吸収がうまくいかない場台です。
最近、話題になっている「正常眼圧緑内障」も大きくはこの中に含まれ、眼圧が平均値(21㎜Hg)を超えているかどうかで区別します。
閉塞隅角緑内障は、遠視が強い年配の女性に起こりやすく、発作的に眼圧が上がる心配のあるタイプです。発作が起こると、強い充血、眼痛、かすみを自覚し、即座に外科的治療をしないと、数日以内に失明してしまうこともあります。
緑内障は自覚症状がほとんどなく、視カ低下や視野欠損に気づいたときには症状がかなり進んでいることが多く、しかも一度失われた視カや視野は元に戻すことはできません。
しかし、早い段階で発見し、治療すれぼ症状の進行を遅らせることができます。健診などにより、早期発見・早期治療が望まれます。