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【2006/03/05】 登園(校)可能日はいつ?

小金井市報掲載: 平成18年3月5日号 ( 久滋医院: 小林 美和子 )

 

子どもがかかる伝染病はいろいろありますが、保護者の方々が悩むことの一つに「いつから登園(校)できるの?」ということがあるのではないでしょうか。
もともと出席停止の意味は本人の健康を第一に考えて休ませることですが、感染力が強い病気の場合はその子を出席停止にすることによって、感染がそれ以上広がらないようにするという理由もあります。ですから罹ってから時問が経っていてすでに感染力が弱い、予防方法がある、感染しても大きな問題(健康被害)がない場合には特に出席停止の決まりはありません。
はしか(麻疹)、おたふく(流行性耳下腺炎)、水ぼうそう(水痘)、三日ばしか(風疹)などは出席停止の期問がはっきりと決まっています。具体的に述べますと、はしか(麻疹)ほ解熱した後3日を経過すれば登園(校)してもかまいません。おたふく(流行性耳下腺炎)は耳下腺の腫れがひけば登園(校)可能です。水ぼうそう(水痘)はすべての発疹が痂皮化(かさぶたのようになること)すれぱ可能です。三日ぱしか(風疹)は発疹が消火ずれぱ可能です。しかし、溶連菌感染症や手足口病、りんこ病(伝染性紅斑)などについては医師によって基準が異なることがあります。ただ、多くの医師は次のように考えています。溶連菌感染症は診断がついてきちんと抗生物質の投与が行われていればほとんどの場合、24時間以内に他人にうつす感染力はなくなります。薬を飲みはじめて24時間以上経過し、熱もなく元気であればかかりつけ医の許可を得て登園(校)してもかまいません。ただし、熱が続いたり、他に症状がでてきたり増悪するようであればお休みしてもう一度受診した方がよいでしょう。手足口病は熱があったり口内炎がひどくて飲食に支障が出ているときはお休みしてください。熱が下がり、元気になってきたら登園(校)可能です。りんご病(伝梁性紅斑)は頬が赤くなって診断がついたときにはもううつりません。元気であれば登園(校)できます。かゆみが強いときや、高熱が出たときなどはもう一度受診してください。
以上が登園(校)の目安になりますが、ここに述べた病気は、りんご病を除き医師による登園(校)の許可が必要です。最終的にはかかりつけ医の許可を得て登園(校)してください。
すべての病気にいえることは、同じ病気でもお子さんによって出る症状や程度は違います。安易に自己判断せず、元気がない、熱が続く、他の症状が出てくる、または増悪するようであれば再び受診すべきでしょう。