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【2006/01/05】 真冬の健康管理について

小金井市報掲載: 平成18年1月5日号 ( 丸茂医院: 丸茂 恒二 )

 

今年は、暖冬と言われていますが、それでも最近は朝晩の冷え込みが日毎に厳しくなってきています。この時期になると毎年かぜ、特にインフルエンザの流行期を迎え、大きな問題となります。今年はさらに鳥インフルエンザなどの新型インフルエンザの流行も懸念されており、例年以上に皆様方の不安も大きくなっていることと思います。
インフルエンザについては、まず予防が重要なことはいうまでもありません。うがい、手洗いなどを励行し、外出時はマスクを付ける、室内では、できれば加湿器などを使用して乾燥を防ぐ、充分な睡眠、休養をとり、栄養のバランスにも気をつけて、ウイルスなどに対する抵抗力、免疫力をつけておくことなどが予防法としてあげられます。また、インフルエンザワクチンの接種についてはいろいろ言われていますが、従来のインフルエンザに対してはそれなりに有効性がある(羅患率を下げる、もしかかっても比較的軽症ですむなど)と考えられますので、お年寄り、幼少児など抵抗カの弱い方は特に接種しておいた方が良いと思います。かかったと思われる場合(急激な悪寒、発熱など)には、できるだけ早く医療機関を受診して、必要な検査、治療を受けるようにしてください。
また、この時期はかぜ、インフルエンザなどから肺炎を併発することが、特に高齢者では珍しくありません。そのために亡くなられる方も少なくはなく、肺炎は高齢者の、死亡原因の上位を占めています。まだインフル エンザワクチンほど一般的には知られていませんが、肺炎の予防ワクチンも製造されており、最近接種される方が増えてきています。難点としては費用がやや高いことですが、1回接種すると5年間有効で、接種時期も 1年中いつでも可能ですので、特に高齢で抵抗力が弱いと思われる方などは、接種されることをお勧めします。
それから、年末年始はいわゆる生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病など)が悪化しがちですので注意が必要です。高血圧の方はこの時期特に早朝、深夜など気温が下がる時間帯に、血圧が急激に上昇することがあり、そのため脳卒中、心筋梗塞などが発症する危険が高くなります。入浴の前後、夜問トイレに行くとき、寒冷時に外出する際などは、寒暖の差をできるだけ少なくするように暖かくするなど特に気をつけてください。ストレスをためないようにすることも大切です。
年末年始は忘年会、新年会など飲食する機会が多くなるため、糖尿病、高脂血症などの疾患が増悪する方が多く見受けられます。できるだけ生活習慣が乱れないようにこの時期は特に気をつけてください。