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【2017/05/29】 食中毒に注意しましょう

小金井市報掲載: 平成29年6月1日号 ( 和田クリニック: 岡本 智子 )

 

 いよいよ6月、梅雨に入りますね。今回はこの時期に増える食中毒についてお話しします。
 食中毒の原因は大きく分けて、細菌、ウイルス(ノロウイルスなど)、自然毒(フグ、毒キノコなど)があります。梅雨の時期に増えるのは細菌による食中毒です。細菌はジメジメ湿った、温かい環境が大好きなのです。
 食中毒になると、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、発熱などの症状が出ます。そのような症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう。また、水分をしっかりと摂りましょう。特に小さな子どもやお年寄りは脱水になりやすいので注意が必要です。
 食中毒を予防するにはどのようなことに気をつければよいでしょうか。まず、調理前にはよく手を洗いましょう。手のひら、手の甲、指の間、指先、手首までしっかりと洗います。爪も整えておきましょう。食材は低温で保管します。まな板、包丁は熱湯消毒し、よく乾燥させておきましょう。冷蔵庫を清潔にすることも大切です。調理中、食品の中心までしっかりと火を通します。調理後は早めに食べるか、または低温で保管しましょう。お弁当を作るときは、詰めたらすぐにふたはせず、粗熱が取れてからふたをしましょう。持ち運びの際は保冷剤を使用します。また、梅干しやお酢には殺菌作用があるので、酢の物、ピクルス、梅肉和え、南蛮漬けなどはおかずにおすすめです。
 連日の雨で憂鬱な気分になることもある梅雨の時期ですが、食中毒対策をしっかりと行って、気分よくおいしい食事を楽しみましょう。