小金井市医師会の公式ホームページです。小金井市内の目的の医療機関がお探しいただけます。

会員専用ページ
お知らせ

【2017/02/27】 疲れをとる食べ物

小金井市報掲載: 平成29年3月1日号 ( ひがこ北口内科クリニック: 松本 順子 )

 

 3月は朝晩の寒暖差が大きく、何かと疲れを感じやすい時期です。疲労回復には入浴やマッサージなど色々な方法がありますが、今回は食べ物についてお話しします。         
 鶏肉(特にむね肉)にはイミダゾールジペプチドという疲労の予防や回復に良い成分が豊富に含まれています。また豚肉(モモ・ロース・ヒレ)も疲労を回復するビタミンB1が多い食材です。ただし豚肉だけでは疲労物質も増えてしまうので、レモン・お酢など疲労物質を分解するクエン酸と一緒に食べると良いでしょう。例えばとんかつにレモンをかけるなどです。
 梅・梅ぼしはクエン酸を多く含むほか、殺菌作用があり食中毒や胃腸のトラブルの予防に役立ちます。トマトにも疲労回復成分のリンゴ酸とクエン酸が多く含まれています。胃液の分泌を促進する効果もあるので、疲れて食欲が無いときには最適です。豆腐・味噌・納豆など、大豆食品に含まれるレシチンには疲労回復を促進する効果があります。脳の働きを助ける効果やストレスを解消する働きもあるので、大豆食品はメンタル的な疲労にも良いです。
 疲れた時に甘い物はどうでしょう?人間は疲れを感じるとエネルギーを求めるようになり、糖分が欲しくなります。糖分はすばやくエネルギー変換しやすいうえ、脳の働きを活発にしてくれるからです。しかし甘い物を摂取しすぎると、エネルギー変換時に多くのビタミンB1を使うため、逆に疲労を感じてしまう場合があるのです。甘い物を食べるときは過剰にとらないよう注意しましょう。