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お知らせ

【2017/01/30】 MRワクチンの接種はお済みですか?

小金井市報掲載: 平成29年2月1日号 ( 久滋医院: 小林 美和子 )

 

 一歳のお子さんや年長のお子さんの保護者の皆様、麻疹(はしか)・風疹ワクチン(MRワクチン)は接種されましたか? MRワクチンの定期接種対象者は、第一期1歳児、第二期5歳〜7歳未満で小学校就学前の一年間のお子さんです。
 麻疹はかかってしまうと効く薬がないうえに、重症化すると肺炎や脳炎を発症する事もある恐ろしい病気です。また、感染力が大変強い感染症です。感染を防ぐためには、かからないようにする=予防接種をする事が大切です。麻疹、風疹は予防接種を受ける事で、95%以上の人がウィルスに対する免疫を獲得する事ができる病気です。
 なぜ、1歳と年長の二回接種をするかと言うと、①一回目の接種で免疫がつかないお子さんたち(数%存在すると考えられています)に免疫を与える。②一回目の接種で免疫がついたにもかかわらず、その後の時間の経過とともにその免疫が下がった子どもたちに、二回目のワクチンを受ける事で免疫を増強させる。③一回目に接種しそびれた子どもたちに、もう一度接種のチャンスを与える。などの理由からです。
 ワクチンを二回接種する事で、麻疹はかなり減少しました。二回接種により日本特有の麻疹はなくなり、輸入される麻疹のみになりました。そのため、日本は2015年3月にWHOから麻疹の排除状態であると認定されました。このまま麻疹の患者数を低いレベルに保つためにも予防接種は必要です。まだ、予防接種をしていない方はかかりつけ医とよく相談し、接種する事をおすすめします。