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お知らせ

【2016/11/30】 インフルエンザ感染症

小金井市報掲載: 平成28年12月1日号 ( 小金井あおばクリニック: 中村 暢和 )

 

 インフルエンザは毎年冬になると流行します。症状としては突然の高熱や節々の痛みといった全身症状、咳や痰などの気道症状、下痢や腹痛などの胃腸症状があります。稀に、肺炎や脳炎を合併して重症化することがあります。インフルエンザウイルスは毎年、少しずつ変化(連続変異)しています。そのために去年インフルエンザにかかった人が今年もかかるということが起こり得るわけです。
 予防としては、手洗い・うがい・咳エチケットが大事です。そしてなにより予防接種が大切です。13歳未満は2回、13歳以上は1~2回の接種が勧められています。インフルエンザワクチンは100%インフルエンザの感染を予防するものではありませんが、もしも感染しても症状を軽くし、重症化を防ぐ効果があると言われております。予防接種は接種後、効果が発現するまでに2~3週間くらいかかるといわれているため、10月の中旬頃から12月位までに摂取しましょう。
 もしもインフルエンザにかかってしまったら、初期症状と考えられる症状を認めたらすぐに医療機関を受診しましょう。治療薬には、内服薬・吸入薬・点滴などがあります。しかしながらこれらの薬はインフルエンザウイルスを退治するものではなく、ウイルスの増殖を抑制するものです。ウイルス増殖のピークといわれる、発症から48時間以内でないと効果がなく、また劇的に効くというものでもないのでなにより予防が大切となります。またゆっくりと休養をとり、脱水症状になるのを防ぐために水分補給が大切です。