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【2015/09/01】 赤ちゃんの肌はデリケート(後編)

小金井市報掲載: 平成27年9月1日号 ( 岡村皮フ科医院: 岡村 理栄子 )

 

 紫外線はここ数十年で劇的に増加し、日焼けだけではなく将来の皮膚がんの発生が心配されています。赤ちゃんの皮膚は薄いので紫外線の害も受けやすく、うっかり焼けすぎると赤くなったり、ひりひりとしたりすることがあります。帽子をかぶる、日傘を使う、外出の時間を考えるなども大切ですが、日焼け止めも塗ってください。日焼け止めは子供用は太陽光線を反射するだけのかぶれにくいものがほとんどです。日光に当たれば当たるだけ骨が丈夫になる、皮膚が丈夫になるということはありません。
 でも、お外で遊ぶことは大切で、運動が一番骨を丈夫にします。紫外線対策をして、大いに外で遊ばせましょう。ただばっちり紫外線対策をしても暑いと熱射病になりやすいのでご注意を!日焼けをうっかりさせてしまった時も軽いやけどのこともありますので治療が必要となります。
 赤ちゃんは口をきいてくれないし、いろいろなトラブルは、ママにも赤ちゃんにも初めてのことばかりで心配ですね。当たり前です!そのうえ、ママが小さい時と環境も違ってきました。温暖化し紫外線に対する考えも変わってきました。ママたちが小さい時は母子手帳に「日光浴させましょう!」と書いてありましたし、学校では「乾布摩擦しよう!皮膚が強くなる」などと盛んに言われていました。
 今は、皮膚は鍛えるのではなく大切に保護して健やかにし、皮膚の本来の我々の体を守ってくれるという仕事をうまくしてくれるように慈しむものとなりました。お子さんの大切な皮膚、デリケートな皮膚をいろいろ工夫して守ってくださいね。